「私は音楽で、約束の鐘を鳴らす」
■通り名
『不屈の作曲家(イモータルコンポーサー)』
■名前
羽曳野 琴音(はびきの ことね)
■性別
女性
■年齢
18
■学年
天凌学園・演劇専修科・高校三年生
■部活動
軽音楽部
■外見
可愛い顔をしている薄い茶色のセミロング。
背は普通。
■性格
少しドライな口調だが、人当たりが良く、下級生の面倒見も良い。
しかし、作業中に邪魔される事を嫌い、話しかけるとすぐ注意する。
■プロフィール
天凌学園演劇専修科音楽コースの高校三年生。天凌祭開催式・定例演目「満天の空と約束の鐘」の劇伴担当。
作曲・編曲を専攻としており、演劇専修科所属ではあるものの、本来は表立ってステージに出る立場ではない。
彼女の作る楽曲は天凌学園において高い評価を受けており、演劇専修科の他の学生はおろか、OBやOGにまで楽曲の提供を依頼する者が絶えない(依頼料は天凌学園への寄付金扱いで、彼女には奨学金という形で還元している)。
音楽以外の科目もある程度良く、優等生とまでは言われなくとも、赤点になる事は無い。
そんな彼女だが、かつて天凌学園軽音楽部所属の5人で構成するガールズバンド『Rainbow Ignition』のリーダー兼キーボード担当としてステージに立っていた。
学生バンドにも関わらずクオリティはとても高く、演奏を行う度に多くのファンの心を掴んでいたが、1年前に学外でのイベントに参加した際、不慮の事故が発生。バンドメンバーの4人が死亡、彼女は奇跡的に無傷だったものの、そのショックから3か月の休学を余儀なくされる。
復学後は以前と変わらず振る舞うものの、空を見たり、人の居ない所で泣く様子を目撃されている。
※『Rainbow Ignition』の他メンバー(学年は1年前の当時)
羽曳野 心愛(はびきの ここあ、ボーカル担当、演劇専修科演劇コース・中三)
琴音の妹。歌って踊れるアイドル声優を目指していた生徒。
髪型が薄い茶色のショートカットで、顔つきは若干幼いものの、琴音とほぼ一緒。
声優を目指すにあたって演劇の知識も必要と感じており、かなりストイックに芸能について向き合っていた。
栗東 一花(りっとう いちか、ギター担当、普通科国際コース・高一)
重度の洋楽好き。海外のバンドを追うために国際コースに入った生徒。
彼女の曲は尊敬するメタルバンドの影響を受けている。
鳴門 みみ(なると みみ、ベース担当、普通科一般コース・高二)
元々は何となく軽音楽部に入り、何となくベースを始めた生徒。
しかし徐々に音楽に詳しくなり、ベースの腕も軽音楽部随一となった。
琴音のルームメイトであったが、事故の後は琴音一人で部屋を使っている。
日向 紗良(ひゅうが さら、ドラム担当、芸術専修科絵画コース・高一)
バンドでドラムをやる傍ら、プロのイラストレーターを目指していた生徒。
Rainbow IgnitionのCDジャケットイラストを担当していた。
■能力
『不死鳥の翼(Phoenix Fluegel)』
どのような重傷を負ったとしても、すぐに癒える能力。
彼女に傷ができると、その部分に火が灯り、しばらくすると火が消え、傷が無くなる。
身体のどこかが切断されたとしても、切断された部分から火が灯り、徐々に元の身体が復元されていく。
なお、能力の火に触れても熱くは無く、見た目だけである。
実は彼女も事故の際に大怪我を負ったものの、この能力のおかげで無傷として扱われた。