「櫻嵐の先導者」古院 櫻花 プロフィール

「あなたの人生を変えます」

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■通り名
 櫻嵐ろうらんの先導者

■名前
 古院 櫻花(こいん ろっか)

■性別
 女の子

■年齢(50年に一度の文化祭がある11月時点)
 18歳

■学年 / 所属 (50年に一度の文化祭がある11月時点)(生徒以外の場合は所属を選んでください)
 天凌学園・演劇専修科・高校三年生

■部活動
 文芸部

■外見
 髪色は桜。
 両サイドがハの字に広がる癖っ毛であり、相当のボリュームがある。

■性格
 素直。人の話を最後まで聞けるタイプ。
 夢は諦めなければ、いつか叶うと信じている。

■能力
 『嘘発見器ダウト・バイト
 自分の定めた対象が、嘘かどうかわかる能力。
 嘘の理由や対偶となる本当が何かまではわからない。

■プロフィール
 中等部からの編入生。入学から現在まで演劇専修科在籍。
 それまでに演劇の経験は無かったが、下記の物語を経て今の夢を抱くようになった。

 古院櫻花は小学校低学年の時に魔人能力を発現している。
 櫻花の父は検事であり「嘘」に対して厳しくも、その背景に寄り添える人だった。
 櫻花はそんな父親を尊敬し、父のようになりたいと思っていた。

 魔人能力は強い感受性によって発現が促され、世界を変革する意思が形を成したもの。
 その思いは善・悪に捕われない。”自分本位”な”感情”の濁流は、無力な者から飲み込む。

 ある日、櫻花の友人は嘘を付いた。
 幼子の可愛い嘘。それは「好きな人に嫌い」と発してしまう、所謂ツンデレと呼ばれるものだった。
 しかし、櫻花はそれを良しとしなかった。彼女は本心を隠すことで、状況が悪くなってしまうことを知っていたからだ。
 だが、知っているのはそれだけだった。本当は好きだけど嫌いと発する”コミュニケーションの取り方”は知らなかったのだ。
 ────その日、櫻花は二人の友達を失った。

 数年後、無気力な日々を過ごしていた櫻花の人生が変わる。
 それは親に連れられて見に行った、とある演劇の舞台。
 櫻花にとって、その役者達は『ロールをありえない』と感じながらも『完璧に演じる』矛盾の塊だった。

 だが、その中でも唯一人だけ、主役だけは違った。
 一切のアラートを排し、”嘘発見器”に静寂を齎す彼女の演技は、櫻花にとって世界観が根底から覆るものだった。
 生まれて初めての体験に心を奪われた櫻花は演劇の終了後、役者たちの控室に飛び込み脳内で響くアラートをかき消すように叫んだ。
 それは言葉になっていたのだろうか、それは意味のある行為だったのだろうか、だが、それは本心の発露だった。

 理解を得られたかはわからない。
 しかし、主役を演じた女性は櫻花に正解を目指せる選択肢天凌学園への紹介状を与えてくれたのだった。

 

<櫻花の師匠(NPC扱い)>

■通り名
 哲学者フィロソファー

■名前
 水火金 木月(みかがね きづき)

■性別
 女性

■年齢
 27歳

■外見
 ショートカットの金髪。
 ツリ目で鼻が高く、日本人に見られない事もしばしば。

■性格
 偏屈で語りたがり。
 彼女の演技には彼女だけの哲学があり、それによって関係者からの高い評価を得ている。
 インタビューでは「才能が無い人間でも、努力すれば私にはなれる」とよく言っているが才能の無い弟子は取らない主義。
 私生活が滅茶苦茶だらしない。

■能力
 『ボタンは掛け違うトロンプ・ルイユ
 人間の感覚を一つ、少しの間だけ誤魔化す事が出来る能力。
 複数人を同時に騙すことは出来ないので舞台で使う事は殆ど無い。

古院 櫻花 プロローグ

戦績支持者数推移
予選敗退1001人
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