「かげろう」紙屋 朔 プロフィール

「集団の中で孤独を感じたことがあるん?」

produced by 鈴元

■通り名
 かげろう

■名前
 紙屋朔カミヤ・サク

■性別
 男

■年齢
 17歳

■学年 / 所属 
 私立天凌学園演劇専修科高等部二年生
 
■部活動
 文学部

■外見
 長めの黒髪に綺麗な水色の瞳をした少し華奢な体。
 顔つきや体つきはどこか女性的だが正真正銘男である。

■性格
 冷静かつ穏やか。
 心優しく柔らかな人柄だが、他人をからかって意地悪をする一面もある。
 自己肯定感が低く、決して自分を評価しない。
 また、そこから転じて他者から評価されているとは全く思わず、他人からの誉め言葉などもあまり素直に受け取っていない。
 

■能力
 転生人後イミテーション・エリミネーション

 並行世界の自分の魂を持ってくる能力。
 魂とはこの能力においては『精神』であり『あらゆる技術や知識が紐づいているもの』である。
 例えば、登山家になった世界の紙屋の魂を持ってくることで登山の知識を得ることが出来、兵役に行った世界の紙屋の魂を持ってくることで兵器の扱いに関する技術などを獲得できる。
 紙屋はこの能力によって並行世界を観測することが可能である。
 本人によると「この能力を使えるのはこの世界の自分だけ」らしいが、他の世界の紙屋朔の魔人能力は得ることが出来ない。
 また、同時にふたつの世界から何かを得ることもない。
 この世界の紙屋と遠い存在であればあるほど、持ってくるのに時間がかかる。

 時間さえかければ何者にでもなれるが、彼自身はまだ何者でもないのかもしれない。

■プロフィール

 ある有名な俳優の隠し子。
 父親はいわゆるプレイボーイと呼ばれるタイプの男性であり、ある時に作った愛人との子供が紙屋朔である。
 紙屋は母親の姓であり、母親は愛人関係を受け入れている。
 本人は公表こそしていないが、それを知っている。
 そして母が自分を通して父を見ていることも知っている。
 母は父への愛情を少しばかり自分に分けているだけで、紙屋朔という個人を愛しているわけではないと理解していた。
 母は息子がもっと父親のような存在になるようにと演劇の学べる学校に入学させた(女性的な見目の息子を見て、自分に似るのではないかと思った部分もある)
 演劇部ではなく文学部に入ったのは彼なりの小さな反抗である。
 関西訛りは母親譲り。

 学業は優秀。
 進学はもちろん、演技力と魔人能力を生かせばなんでも演じられる俳優になれるだろう。
 何者にでもなれるが、まだ何者でもない。
 
 よく保健室で寝ている。

紙屋 朔 プロローグ

戦績支持者数推移
予選敗退1101人
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