produced by あっちん
通り名:天凌の悪童
名前:綾小路リョータ
学年:天凌学園・普通科・高校1年生
性別:男
年齢:16歳
外見:身長178cm、体重85kg
金髪に近い茶髪でツーブロック×オールバックにしている
生まれつき目つきは非常に悪い
性格:直情型
多くのヤンキーものの創作物のキャラがそうであるように、感情が高ぶると強さや耐久力、根性が上がる
能力:
手のひらに触れている間だけ物の重さを変えられる
最小は1gまで、最大は元の重量から+100kgまで、生物とリョータが認識しているものは効果はない。
また、軽くしても剛性は変わらない。重くした場合、その物質の耐久力を超えたら壊れる。
プロフィール
いわゆるヤンキーで、中学生の頃から喧嘩に明け暮れていた。
天凌学園のお荷物的存在で、中学時代には最低限の出席しかしておらず、監獄と呼ばれる立地でもヤンキーらしく反発し、自由を謳歌していた。
幼なじみの高橋ヒビキ、宮本ショウの2人と良くつるんでいる。
中学生の頃、この3人で地元の魔人暴走族を潰したこともあり、喧嘩はかなり強い。
なお、高橋ヒビキはパンクロッカーであり、宮本ショウはギャンブラーでパチカスという側面もある。
この2人と学級委員長の綾瀬由美、ギャルの神野ミライと小坂陽葵、チャラ男の嘉藤義人、空手部の西尾一鉄、そして田中咲奈はSSに出てくる可能性はあるが戦いには参加しない。
(ヒビキとショウ、西尾は対戦相手とは別で喧嘩してる可能性はある。)
リョータの所持武器は血染めの鉄パイプ。気合を入れるときは先輩から受け継いだ『不倶戴天』の特攻服を纏う。
愛車は真紅のホンダ CB400 SUPER BOL D’OR
◇◆◇◆◇
中学時代から喧嘩で数多くの修羅場を潜って、最強とか自惚れていた不良中二病時代。他校やよそのチームの連中たちとツルんだり対立したりして、楽しいけどむなしかった。だが、そんな俺が高校生になり、ちゃんと学校へ行くようになったのは、あの女が居たからだ。
『うおおおお、綾小路くんのバイクってカッチョイーねー』
出席日数の関係でたまたま学校へ行ったとき、悪友以外が俺を避ける中で、何の物怖じもせずに一人の女子が話しかけてきた。
・・ウザかった。
『ちょっと、綾小路くん、君って足は速い? 体育祭のリレーに出てくれたら嬉しいんだけど』
学校生活や行事を青春時代の中心に持っていくタイプ。クラスの中心になって騒いで盛り上がるタイプ。
『えへへへ~、いや~、私も追試になっちゃって。どうして日本人なのに英語を勉強しないといけないんだろうね?数学も意味プーだよね!』
しかも、頭が悪いと来ている。俺が留年しないために追試や補修を強制的に受けるようになったら、いつも顔を合わせた。顔もずば抜けて美人なわけでもない。運動も得意なわけではない。だが、何事にも懸命で、へこたれず、誰とでも素の自分をさらけ出すあの女は友達が多く、いつしか俺もあいつのペースに巻き込まれていた。
『綾小路くん、帰っちゃダメだよ。これからクラス対抗定例発表会優秀賞のお祝いで、みんなでカラオケだよ。一緒に限界突破×サバイバー歌おうぜいぜい♪』
気づけば不良の俺も学校に行くようになり、今まで俺を恐れていた奴らも、俺に親しげに接するようになった。
『綾小路くん、林間学校は行かないってどういうこと!てーやんでい、べらんめーだよ!いこ、みんな楽しみにしてるよ。』
気安く接する周りの連中が、ウザくて、でもまんざらではなかった。
「・・・田中咲奈・・」
俺は、そんな生活を与えてくれた『田中咲奈』に惚れていた。
だが、彼女は目を覚まさない。あれほどのバカみたいな笑顔が消え失せ、静かに目を瞑っていた。
本当は、もっといっぱい話したかった。
照れくさくて言えなかったことがいっぱいあった。
一言「ありがとうな」とお礼を、そして、「好きだ。付き合ってくれ。」この言葉をずっと言いたかった。
戦績 | 支持者数推移 | |
予選 | 敗退 | 401人 |