「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」
――ヨハネによる福音書1章5節より
produced by piera
■通り名
しゃちちゃん
■名前
盲心 の サマエル
■性別
無性
■年齢(50年に一度の文化祭がある11月時点)
10歳(文化祭の当日に11歳になる)
■所属(50年に一度の文化祭がある11月時点)
天凌学園附属小学校・五年生
■クラブ活動/委員会
人形劇クラブ/生活(風紀)委員会
■外見・性格
細身かつ色白の黒髪ロングストレート。
白と黒を基調にしたセーラー服にセーラーキャップを着こなす。
アイドル的な元気さと明るさに加え、清楚で可憐な容姿をしている。
好奇心旺盛で趣味はテーマパーク巡りと人間観察。
かなりの偏食家で、気に入ったものはヘビロテする。その一方で飽きるのも早い。
親しい間柄の相手でさえ巧みに感情を操って都合よく利用する。
その言動はどこか演技的で大げさ。
先天的に共感性が欠落しており、一見感情のように見えるものは人間観察の結果身に着けたものでしかない。
■能力名と内容
『モノクロの海』
類型:精神操作(対象の精神活動に干渉する)e.g.幻覚、洗脳、催眠、暗示
種類:魅了(相手の心を奪って意のままに操る)
補足①:心を奪う手段【不明|機序に相手の神経系に直接作用する分泌物等の類はみられない】
補足②:即効性【5段階評価で1|直ちに影響はなく日常生活をともに過ごさなければ問題ない】
補足③:強制性【5段階評価で1|身心ともに成熟した一般的な大人に期待される正常な思考判断力があれば抗える】
と、能力を誤認されている。
この能力と誤認されている精神操作スキルは、趣味の人間観察が高じて習得したもの。
(容姿が良くて素質があれば誰でも習得できる)
(この個体は思春期直前の未熟な個体なので、スキルとしての習熟度はまだまだ成長途中)
本来の能力は以下のとおり自己強化系。
類型:自己強化(自分自身を対象とする身体機能の拡張および強化)
種類:獣化-アニマ-(特定の生物をモチーフとする自己強化 e.g. 筋力、泳力、潜水、反響定位)
補足①:モチーフ【冥界の魔物|学名:Orcinus orca】
補足②:形態【ヒト型単形態|一般的な獣化タイプにみられる自己強化の深度に相関した身心への獣的要素の副次的表出はみられない( i.e.モチーフの持つ能力を素の可憐な少女の形のまま見た目の変容なく発揮できる)】
特記①:形態変化なく常に獣化後の能力が使えるのは不自然なため、むしろ異界の化物が人化して可憐な少女の形に落とし込められていると考えるのが自然であるが、肝心の本人に人前に姿を現す以前の記憶がないので真相不明
特記②:純然たる強化系だが、転入調査書に操作系と記載されているのを面白がってからは、完全にそのつもりでいる
特記③:人間社会をゲーム感覚で捉えており、愛想を振りまいて弱弱しくしていた方が攻略に有利ということもあり、不正を目論んでたり余程不愉快な相手でもなければ、ゲームがつまらなくなるので死ぬくらいのことならば能力を使うつもりはとりあえずない(単に悪戯好きで人を騙すのが愉しいだけかもしれない)
■プロフィール
天凌学園附属小学校五年生の■■児童。文化祭の当日に転入予定。
学園の偉い人のお孫さんだとか。
夏休みに天凌学園に現れてその流れで転入することになった。
特別な許しを受けて、白黒のセーラー姿でちょくちょく学校に現れているが、あくまで正式な転入は文化祭当日。
転入前にもかかわらず既に組分け済みで、当たり前のように授業も受けて委員会やクラブ活動にも参加している。
今年が50年に一度の奇跡の年と聞かされて「なにそれ、たのしそー!」と浮き浮き気分。
とは言え本人に奇跡を使ってまで願いを叶えるするつもりがないので、奇跡と言ってもその場を盛り上げるアトラクションの一つという感覚。
あくまでも奇跡は文化祭に打ち上がる花火の一つという認識なので、たとえ自分のためでなく他者の不幸を取り除くためであっても、個人的な感情で奇跡に縋ろうとするのには態度には出さないが難色的。それぞれが与えられた試練を奇跡に頼って達成しようなんてあまりに味気なく、そんな話を耳にするたび悪戯心が湧いてきている。
なお、■■を庇護する大人達は、■■が主役になれば、当然自分達がパートナーに指名されると思っており、■■から奇跡で願いを叶えてもらうべく暗躍している。暗躍されることは、■■にとっては不愉快であるが蔑ろにしたところで、自分同様に代わりの自分が用意されるだけなので、あわよく願いを叶える時が来るならば、それまでは形だけでも従う振りをしている。
戦績 | 支持者数推移 | |
予選 | 敗退 | 801人 |