「俺にも俺なりに祈りたい幸福というものがある。
だが果たして、それを己に向けても良いものだろうか」
■通り名
「キューピッド先輩」
■名前
蛍石 八面(ほたるいし やつめ)
■性別
男
■年齢
17
■学年
天凌学園・普通科・高校二年生
■部活動
弓道部
■外見
暗視機能付き眼鏡をかけた弓道部員。黒髪スポーツ刈り。
■性格
フラット。寡黙だが話しかけられれば気さくでありさわやか。
感情の起伏が乏しく親しい友人しか彼の不機嫌を読み取れない。
他人の幸福を素直に祝える性格である。
■能力名と内容
『灰灯りのとばり(ダンジョンフローライト)』
自分周囲の半径20メートルを濃度調整可能な漆黒の闇に包んだ上で
指で指定した線を蛍光に光らせる能力。
普段は宙に絵を描いたり、女子に頼まれて教室にプラネタリウムを作ったりしてる。
■プロフィール
和風スポーツ青年。
趣味で登山、滝行などもしており身体能力は高い。
空間に漆黒を産み出せるため自分の能力を危険なものに転用できるのは把握しているが、
本人は子供の頃、自分でいつでも夜を作れる感覚を楽しんでいた。
実家に下の弟妹がいるため面倒見がいいが、寮に入ってからはもっぱら後輩の面倒事を引き受けている。
授業態度は真面目で成績は良い方。しかし努力の秀才タイプ。
将来は大学進学を目指しており、安定した仕事に就きたいと思っている。
教室では縁の下の力持ちに徹しており、自ら目立つことを望むことは滅多にない。
魔人能力さえなければどこにでもいるような青年であるが
彼には誰にも言えない秘密の「幸福」があり――。