「貧乏人ごときが不幸にしてるんじゃない!」
「僕の『ファンタスティックスカイ・イリュージョンショー』は汎用性の高い能力……!」
■通り名
阿保坊(あほぼん)
ナルシスト、バカ、外道、その他
■名前
鐘捲成貴
■性別
男の子
■年齢(50年に一度の文化祭がある11月時点)
10歳
■学年 (50年に一度の文化祭がある11月時点)
天凌学園・小学部・四年生
■総資産
実家の総資産が無限億円。自身も複数の事業を運営する。バナナ農園や出版社など。
■信念
「金持ちに金で買えないものはない」
■外見
金髪で片側の髪だけ妙にカールして跳ねてる。まだ子供でありながらかなりの美形で、天使のように美しい歌声を持つ。背が低い。
■性格
周囲から大事に育てられたため、極端に見栄っ張りかつナルシストでプライドが高い。自分が世界で一番煌めいていると信じて疑わない。
また貧乏人を蔑む差別主義者のため、自分より立場が下の人間が泣いたり悲しむことを絶対に許さず、自分以外の他人が差別することも決して許さない。
もし太陽のように美しい自分の周囲で悲劇に浸る者がいようものなら、いつでも駆けつけて金の力で慰めるだろう。
■能力
『ファンスティックスカイ・イリュージョンショー』
財力がすごい。
圧倒的な財力で全てを買収する。
別に魔人能力でもなんでもないが、とにかく金の使い方がすごく派手。派手なのですごい。
実家の鐘捲家が超大金持ちなので財源が尽きない。全く魔人能力ではないが、魔人能力みたいなものである。
もちろん国家機関も買収済みで、魔人認定を金で買った。金持ちに金で解決できない問題は無いのだ。
なお、発音については「ファンタスティックスカイ」まで一息に言って、「イリュージョンショー」は「リュ」の部分にアクセントをつけビブラートの高音で「イリュ〜⤴︎ジョンショー」と発音するのが正しい。ジョンは一音扱い。
鐘巻成貴は自身の能力を「なんでも華やかにする力」だと豪語しており、それを体現するように全ての移動をヘリで行う。
なぜならそれこそ金持ちの見栄の象徴だからだ。
特に入退場時はスカイダイビングやワイヤーアクションでゴージャスさを演出し、また、豪華なBGMや花火、パレードなどで場を盛り上げる。
特に注目すべきなのは、ヘリが対空してる間に札束が雨嵐のように降り注ぐ点だ。金持ちは買収の仕方もすごく派手だ、派手なのだ、すごいのだ。
他にも金にモノを言わせてド派手なことをいっぱいして欲しい。
つまり資金源が尽きることはないが、制約として移動の演出がめちゃくちゃウザい能力。
とはいえ、これら無法を可能にする鐘捲家の圧倒的な財力と組織力は、あらゆる局面に対して影響力、展開力が極めて高い。
■プロフィール
小学生。天凌学園全体の最大派閥「鐘捲派」のリーダー。高等部を含む複数の魔人生徒を身内に抱える。
天凌学園人気ランキング1位。
極大超資産家、鐘捲自酔の一人息子。
金のもつ力を信じている。金以上に信頼できるものなど、父親から譲り受けた家宝の刀剣と磨き上げた己の技術くらいしかないと常日頃から豪語する。
学校を買収して変な大会を企画したりは茶飯事。他にも金で他の生徒を操る、機密情報の粋を集めて作った最新鋭のメカを街中に解き放つ天然外道。昨年の文化祭で特殊部隊を雇って学校中の生徒とデスゲームさせた。
周りからついたあだ名は「阿保坊」。他にも数々の不名誉な蔑称を有する。
とはいえ、本人の努力の賜物か基礎学力は結構高めで、バカだけど馬鹿ではない。己の信条に準ずる精神力も持ち合わせている。
武人の家系のため、己が認めた相手には面と向かって一対一で立ち向かう。そのため一定程度の剣技も会得している。金のことを除けばわりと結構真面目で努力家な小学生。
文化祭の演劇の主役となり綺羅星の如く輝く奇跡こそ自分のことに違いないと当然のように考え、金の力で文化祭の全てを買収しきるためにヘリコプターから金をばら撒きながら飛び降りる。
同級生に全然笑ってくれない生徒がおり、笑ってほしいと思ってる。