「地学室の自動人形」白木 鉛 プロフィール

「もし君がその想いを持て余すなら
 その想いごと取り出してしまおうか」

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■通り名

地学室の自動人形オートマータ


■名前

白木鉛しらきえん

■性別

男子生徒として所属

■年齢

18歳

■学年 / 所属 

天凌学園・普通科・高校三年生

■外見

華奢で中性的な美形。
癖のない黒髪と切れ長の眼。肌も白い。
整った顔立ちでいつもうっすら微笑んでいるように見えるが、
その笑顔もどこか作りものめいている。

■性格

基本は礼儀正しいが、悪気なく空気は読めないし読まない。
時々人を食ったような物言いがある。

■能力
「空白の標本箱」ミネラロジカルキャビネット

相手の持つ願望、欲望などの感情を鉱石に変える能力。
相手の中に鉱石を見出し、見出したものを形にして取り出すことができる。

取り出された感情は持ち主の中から失われる。
ただし、取り出せるのはその時々の情動のみ。
感じる機能や価値観、認識や記憶などはそのまま。

なので、例えば「好きな感情」を取り出したとしても、
また同じように出会いなおせば、再度好意が芽生える可能性はある。

取り出した鉱石は実際の石と違い、食べることができる。
味は石によって違う。
取り出した石を持ち主が食べれば本人の中に想いは戻る。

石の種類は相手の生い立ちや性格、想いの性質によって異なる。

なお、人々から得られた鉱石はたいそうな美味であり、持ち主が要らないと言えば、白木が食べてしまう。

■部活動
地学部
部員は彼1人。白木の卒業とともに廃部が決定している。

■プロフィール

天凌学園・普通科・高校三年生。
一年生までは演劇専修科にいたが、二年に上がるときに
普通科に転科した。

演技は具体的に指示されたことはほぼ完璧にこなすが、その場のアドリブや成り行きでの変更には全く対応できない。
役者失格との烙印を押された。

人の心の機微がわからない。
人が願望や強い想いを持つことは好ましい(石として美しい)が、
人が幸せになることに関しては頓着できていない

もっとも強く揺るがない強い想いを持っている人間を見つけたい。
本当は、その願いを石にして、愛でて、食べてしまいたい。

鉱石マニア。鉱石の話をしているときは饒舌になる。
能力を使わない時でも、他人を鉱石に例えて楽しんだりする。

白木 鉛 プロローグ

戦績支持者数推移
予選敗退1101人
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